グレコの考え

介護用品は人を豊かにできるのでしょうか

0に近づく。

グレコアソシエイトだけでなく、すべての介護用品・福祉用品と呼ばれるものは、本当に人に豊かさや自由を与えているのでしょうか。日々の生活を楽しく自由にするのは、その人本人です。健常者であろうと障がい者であろうと、その人の心一つだと思います。

私たちの介護用品は、人の暮らしを豊かにすることができないかもしれません。豊かにはできないですが、「ふつうの生活を送る」というベースづくりのお手伝いはできると思っています。

0に近づく。

私たちの介護用品を使っていただくことで、マイナスであった状態が0に近くなる。それがグレコアソシエイトの変わらぬ願いです。

介護用品を作る人間は、健常者です。

私たちは介護用品を作るときに、障がい者の方やご老人などから多くの意見や感想、ご要望を聞きます。それらの貴重な意見が、新しく価値のある製品に結びつきます。

障がいや不自由さは、人それぞれに違います。100人いれば100通りの不自由さがあります。ある人がいいと感じる製品でも、ある人は使いづらいと感じるかもしれません。
ひとりのために作られた介護用品は、限られた障がいに一番適する機能を持つため、すばらしい製品になります。

ですが、私たちの介護用品はちがいます。できるだけ多くの人の不自由を「0」にしていきたい。100人いれば100人が使ってよかったと思っていただきたい。

難しいですが、そういう想いで作っています。そのために、さまざまなリサーチやモニター調査、素材の吟味を行い、個人が感じてらっしゃる細かな不自由をも組み込んだ商品開発に取り組んでいます。

まだまだ製品の数は少ないですが、グレコアソシエイトは少しずつ一歩一歩、「0」と「100」に近づけるよう、介護用品づくりに没頭していきます。
ご期待ください。